いろは歌意味

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いろは歌 意味
「いろはにほへと」で知られるいろは歌の意味をご存じでしょうか。47個のひらがながすべて一つずつ使用されているものですが、きちんと意味があります。要約すると、「花は咲けども散るもの 永遠に同じかたちでいつづけることはない 人生の山々をまた一つ越えながら 酔ってもいないのに儚い夢を見てしまうものなのだ」というニュアンスの意味のようです。その解釈は微妙に学者によって異なります。しかし、人生の無常さや美しいもののはかなさを説くコンセプトは同じようです。昔の人も今の人も、人生の苦難に立ち向かうことのつらさは同じですが、無常観を唱えるだけのものではなく、それを芸術として極めるという賢人の知恵がうかがえるものです。
いろは歌 かるた
古典的ないろは歌のかるたは、ことわざを用いたものが伝統的で有名となっています。いわゆる「いぬもあるけば」というものや「びんぼうひまなし」などのことです。そのかるたのことわざは、江戸流のもの、上方流のもの、尾張流のものと3種類に分類されています。江戸のものは表現が難しく、死語のもの、また下品な言い回しのものが多いため、そこから派生して上方流に手直しが繰り返され、表現が遷移していったと言われています。子供が字を覚えるための遊びとして古くから利用されてきたもので、今でいうトランプのようなゲーム性が強かったものと言われています。かるたという言葉は、ポルトガル語の「CARTE」から来ているそうです。
いろは歌 伝説
いろは歌にはたくさんの伝説がありますが、中でもとても興味深いのは、今や都市伝説ともなっている空海の伝言だとする説です。「仮名手本忠臣蔵」という人形浄瑠璃では、いろはの文字が47個あることで、主君の仇討ちをした赤穂浪士の47名という数を示しているとも言われています。また、七個区切りにしたときの最後の一文字をつなげると「咎なくて死す」という読みとなりますが、それは、幕府のとった47名全員が切腹をするという厳罰に対し無言の抗議をしているという伝説があります。「いろは歌の謎―暗号で綴った死刑囚の遺書だった」という書籍が販売されていますので、読んでみるとおもしろいかもしれません。
いろは歌 謎
いろは歌には謎も多く隠されています。いろは歌は、七五5調で読まれることが一般的で、解釈もその区切りに合わせてされていることが多いものです。しかし、この区切りをすべて七個のかなで区切っていくことにより、新たな暗号が生まれるということをご存知でしょうか。七個ずつの区切りをすると、各文節の最後の一文字が「と・か・な・く・て・し・す」となります。これが「咎なくて死す」、つまり「無実の罪で殺される」という暗号を妻に届けるためのものだったという解釈をすることもでき、同じいろは歌でも見方によってその意味が異なることが、非常に興味深いものと言えます。